嬉しい誤算?

え!連休って、あと2日あるの⁈と、思わず立ち上がってしまった。狂喜乱舞するとは、まさにこのことだ。

連休明けから1週間、とても遅い夏休みを取ることになっているのだが、ここ数日は、そのために仕上げておかねばならない原稿、発信しておくべき連絡などで頭がいっぱいだった。暮らしでは、めだかを戸外の睡蓮鉢から室内の水槽に移し、冷蔵庫の中に生野菜が残らないようにし…など。と言っても、観光地へはやはりまだ無理だと思っているので、せいぜい近場で骨休めだが、それでも仕事関係で必須のツール・パソコンの前から離れることは、そうとうの準備がいるものだ。それでも目と心をたまにはゆっくり休めることも、仕事の効果をあげるためにはたいせつ、と思って、頑張って?休みの準備をしたのだった。

スケジュール調整は、仕事の重要な位置を占める。誰にとっても同じだと思う。仕事だけではなくて、学んでいる時期も、社会活動全般も、人が人と関係して暮らしている以上、先の予定ほど大事なものはない。フォーラム・セミナーの企画でも、ほぼ1年前に、複数の講演者の予定のお願いと会場確保を同時進行で進める。関わっている団体の会議も、それぞれ半年以上先まで決まっていて、開催が近づけば団体の職員からリマインドが送られてくる。個人的にも、歯科でクリーニング、たまには美容院、ほんのたまには人間ドックなどなど、みな予約で成り立っている。

歯科といえば、ほんの時折「予約時間ですが、お見えにならないので電話しました」という連絡を受けて、飛び出していくことがある。歯科クリニックが家から2分なので可能なのだが、パソコンの中の仕事に没頭していて、時間がわからなくなることがある。と、ここまで書いてきて、そうなのだなあ、と思った。丸二日まちがえたのは、予定が混んでいてどうの、休暇前の片づけ仕事がどうの、ではないかもしれない。パソコンに向かえばどこにでも連絡が取れて、粛々と物事が進んでしまうこと。それは社会が獲得した「文明」なのだろう。でも、そこでは「お互い」に定点でしか作業していない。広い世界が見えている気はしているが、しょせん1人キリ。頭だけでぎゅうぎゅう仕事を進めてしまうことで、心身の疲労が蓄積しているのだ。そう、自分だけはリモートワークの負の影響は受けていないと思っていたが、ちょっと要注意かもしれない。先ほどまで、「もうけた2日間で、休暇明けに開始すればいいと思っていた仕事をやっつけてしまおう」としていた。ほら、ほら。

A.Hashimoto's blog

母の心、ふんわりんりん…

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