パソコンのお掃除

誰にとってもまさかの展開だったと思う2020年が、暮れようとしている。今日は文字通りの年末、明日からは2021年となる。

ずっとパソコンの調子が悪くて、ついにブログにつながれなくなってひと月半くらいだろうか。何とかしなくては、と思ううちにNewsletterひろばの編集が山場になった。そもそもIT音痴を自認しているので、自分でパソコンの不具合と格闘する気はないのだが、パソコンの方から「ここを直して」「ちょっとお掃除して」なんて言っている、気がしていた。でも私からの答えは、はい、そのうちプロにお願いするからね、いまはなんとかこれだけやって、と図表が数十も組み込まれたPDFを立ち上げて校正を続ける。その度にパソコンはもっさりと不満げに動いてはくれたのだった。だから、つばさのホームページを見直す、SNSで何かを検索する、などが徐々に無理となっていって、ついにブログにもつながれなくなってしまった。

「これで校了とします。お世話になりました」と印刷会社にメールを送信すると、Newsletterひろばの編集は終わりとなる。校閲中のすべてのページが頭にまだ満載状態のまま、それでも固まった腰と肩を伸ばしながら、パソコンを担いで立ち上がる。パソコンのことはIT技術者に、である。そして、きれいになった~!「え?電源入れてから、新聞読んで暇つぶす必要ないの?もう、立ち上がってる!」。

今年も本当にたくさんの人と連携して、語り合って、少しずつ歩いてきた。優しいつながり、頼りになるつながり。1年なんてあっという間、などと思わない。1日、1日、そして365日。パソコンやスマートフォン(私の場合はiPad)というたいせつな連絡ツールを使いながら、発信の向こうに受信があって、そこにたいせつな1日、1日、そして365日があること。それはたいせつなことだと思ってきた。ひろばの編集をしながらも、この紙面が、書き手(講演者や執筆者)と読み手をうまくつなげますように、と期待しつつ、である。

 ごみが無くなってすっきりした私のパソコン。21年もたくさんの人との温度感あるつながり、手伝ってね、とちょっと撫でてみた。

A.Hashimoto's blog

母の心、ふんわりんりん…

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