大阪にて
フォーラムin阪神が無事に開催できて、ほっとしている。
開催にあたっては当然ながら「今日的な」条件がついた。参加数を会場のキャパシティーの4分の1に制限する。ボランティアさん同士が濃厚接触にならないよう、配布資料の封詰め作業をしない。講師の先生方にお弁当をお出しできない(‘不特定多数での会食’になってしまうから)。受付で手から手へのお金のやり取りをしないよう、配慮(トレーを用意)する。同じ配慮として、質問用紙に質問を書いた参加者から、直接は受け取らない(トレーで受け取る)。集合してみえるボランティアさん達も、講師の先生方も、誰もがマスク姿。それは2020年7月のいま、既に見慣れた様相となった。
それにしても、会場で運営を支えるボランティアさん達の、いつもながらの頼りがいある動きに、「この温度感は凄い」と思った。メール連絡やWEB会議でも「さすが!」と感じることは多々あるが、やはり「同じ空間=場」の中で連携する手応えは、やっぱり「熱い」。今は世界中で授業や習い事、患者同士の語り合い・分かち合いも、時には祈りの共有までがOnlineで運営されているようだ。人と人が会わない方がよい今、それで補えていることはすばらしい利便性だと思う。それでもやっぱり、と誰もが思うことを私も思う。人は人と接する時にこそ、心のエッジが立つのだ。行って参加したい、と希望した人がみな自由にそこに集い、語り合い、共に祈ったり考えたり涙を流したり…。そんな日が遠くありませんように。久しぶりに司会席で、講師の先生方と経験者さん達の迫力あるお話に耳を傾けつつ、心からそう願っていた。
0コメント